惑星ファナ
地球と似た気候の惑星であり、さまざまな動植物が生息する。
文明が探索済みの地域は地球に似た気候であるが、
未踏領域においては自ら浮かぶ島や移動する川などが確認されており謎が多い。
あらゆるものが魔力を帯び、生き物はエネルギーとしてそれを行使できる。
この魔力というエネルギーにより、自然界において単純な筋力では生態系の上位には君臨できない。
そのため、生物たちは地球とは異なる生活をしているものも少なくない。
この星の文明たちは、自らのエネルギーではなく『幻結晶』という鉱石を主なエネルギー源として発展してきた。
かつては種族間の対立によりたびたび戦争が起きていたが、ここ200年ほどは平和な時代が続いている。
しかし、10年前に飛来した彗星から未知の生命体が世界中にばら撒かれる。
これらはファナの動植物とは全く異なる生態を持ち、一切のコミュニケーションが取れず、
今日までただ破壊のみをもたらし続けている。
ファナに暮らす者たちはこの生命体を『星害』と呼び、
日々その破壊に抗いながら力強く生きている。
ファナには姿かたち、言語、文化、居住地に至るまで非常に多種多様な種族が生活している。同じ種族でも地域により歴史や価値観は異なることが多い。彼らは自然と共生し、時には抗い、切り開きながら発展を続けてきた。そんな生命のサイクルの外から突然現れたのが『星害』、未知の侵略者である。
ファナには無数の国家が存在する。
その地域の環境により種族の割合に偏りは出るものの、居住地が種族の違いをもって制限されることはない。ただし、水棲種族が火山地帯に、有鱗種族が寒冷地で生活しようとするならば、ある程度の困難は覚悟しておく必要があるだろう。
世界各地に様々なギルドが存在する。
基本的に登録の義務はないが、登録者のみ受けられる仕事や各種サポートも多いため、自分の職に合ったギルドに登録した方が何かと便利だろう。なお、どのギルドに登録する場合でも登録試験に合格する必要がある。