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エネルギー

ファナの文明類が使用するエネルギーの源は『幻結晶』と呼ばれる鉱石である。

この石そのものがエネルギーであり、優秀な触媒として作用する。

幻結晶はこの星の魔力が結晶化したもので、

つまり元々はこの星で生命だったものの集合体である。

結晶化した幻結晶が周囲に魔力を拡散する事でその土地は豊かになり、生命が育まれ、

それらが生を全うし、大地や幻結晶に還元され、またエネルギーは惑星を巡る。

幻結晶はファナの生命サイクルになくてはならないものである。

ファナに存在する、いわゆる『機械』は全てこの幻結晶で作動するように発明されている。

幻結晶と魔力によりエネルギーが循環しているため、

ファナの文明類達は魔力以外のエネルギーには基本的に興味を持たない。

しかし、より省エネルギーでの発展を目指すもの達もいる。

技術者ギルドである先進機構興信会では、永久機関の発明を目指している。

​幻結晶

​すべての魔力の源であり、すべてに還るもの。

  幻結晶はファナのいたるところで利用される万能のエネルギー源である。

  大規模なものでは都市の水道や結界、都市間転送装置に使用され、一般家庭では灯りや熱源として使用される。

幻結晶は消耗品である

 幻結晶のエネルギーを利用すると少しずつ小さくなっていき、最後には消滅する。

 ただし、触媒として使用するのであればエネルギーを利用しているわけではないため、長く使用できる。

 自然界にある幻結晶は周囲に魔力を放出して自然に還元されていくが、

 文明類は幻結晶を加工することで魔力の放出を抑え、出来るだけエネルギーの自然消耗分を減らしている。

幻結晶は摂取することができる

 幻結晶は純粋なエネルギーの塊であるため、魔力の変換ができる、あるいは得意な種族や体質、生物であれば

 摂取により魔力や生命力を得ることができる。

 変換できない者が摂取しても問題はないが、砂利を飲むのと同義であるため意味はない。

幻結晶にはグレードが存在する

 高純度で、含有する魔力が多いものほど透明度が高い。

最高グレード:無色透明。含有する魔力が多く、あらゆる反応の触媒となる。

       とても貴重で、都市中枢で動作している機械の触媒となる事が多い。

グレード甲:透明かつ色がついているもの。貴重。世間に流通する最高グレードの幻結晶。

グレード乙:透明度が80以上かつ色がついているもの。そこまで貴重ではないがやや高価である。

      グレード乙以下は消耗品として扱われる。

グレード丙:明らかに濁っているもの。色付き、無色は問わない。

※最高グレードの幻結晶であっても、流通しないだけで所有禁止というわけではない
 ただし、グレードの高い幻結晶は盗難のリスクも相応に高いため、

 よほど防犯設備の整った環境でない限りは所有したいと考える人は少ないだろう

なお、現実で存在するような『電気』で動作する機構を持った装置は現在まで存在しておりませんし、

これからも存在することはありません。

ファンタジーであるという世界観を守るために非常に重要な設定ですので、

これを覆すようなあらゆる設定の作成は絶対におやめ下さい。

※『電気』自体は存在します。

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